ポッドキャストをはじめよう[Q&A]
機材やソフトに関する疑問
初心者にはコスパが良く、コンパクトで使いやすいUSBマイクがおすすめ
機種としてはShure MVシリーズや Audio-Technica AT2020USB+など
初心者にはコスパが良くコンパクトで使いやすいUSBマイクがおすすめです。
マイク自体にノイズキャンセリング機能や、楽器や人間の話し声を良く拾うモードを切り替えられる機能などがあるものもあります。
追加で、音声を聞くのにヘッドホン、イヤホンも用意しておきましょう
また、音声の録音はスマホのマイクで直接録音もできるので、「より高音質に録音したい」という時に検討されるのがよいかと思います。
無料で使えるソフトなら Audacity や GarageBand(Mac専用)
無料で使えるソフトとして、Audacity や GarageBand(Mac専用)がおすすめです。
無料ではありますが、簡単な録音・編集ができる上、そこまでソフトウェア自体も重たいものではなく、高性能なPCはそこまで必要ありません。
YouTubeや公式サイトで使い方の解説も豊富ですし、日本Podcast協会でも解説をしています。
どちらのOSでもPodcast配信は可能ですので'どちらでも大丈夫です。
Podcast配信はWindows、Macどちらでも可能です。
Macはデザイン性や直感的な操作性が優れ、GarageBandという音声編集ソフトが標準で使えます。
一方、Windowsは価格帯が幅広く、多くの編集ツールに対応しています。どちらを選ぶかは、用途や予算に応じて検討するとよいでしょう。
そもそもPodcast配信自体はスマートフォン、タブレットでも可能です。
自身の用途に合ったツールを考えると良いかと思います。
編集ツールでは、Audacity(Windows/Mac対応)や GarageBand(Mac専用)が定番
配信プラットフォームでは、Spotify for Creators や日本発の音声配信アプリ stand.fm が有名
どちらもApple Podcastsなど他サービスへの配信申請が可能です。
最低限配信に必要なものはフリーで提供されるため、インターネット環境があれば、特別な必要経費は必要ありません
まずは初期費用から
- PCまたはスマホ(すでに所有している場合は0円)
- マイク(スマホのマイクやイヤホンのマイクでも録音可、その場合0円)
- ヘッドホン(必須ではないが編集時にあると便利だが、最悪必要無し)
続いて維持費
- ホスティングプラットフォーム(無料の物や、有料の物があるが、無料の物で十分)
- インターネット回線(既存の回線で十分)
上記の物をすでにお持ちの方は最低限配信に必要な経費は掛かりません。
技術的なトラブルや問題に関する疑問
根本的な解決策としては「モノ、場所、時間を変える」
すでに録音していたり、そうできない状況であれば「ソフトに課金」
録音時の対策としてよくPodcast配信者が活用している方法をご紹介します
- ノイズを拾いにくいマイクを使用する
- 静かな場所、静かなタイミングを探して録音する
- ポップガードやウィンドスクリーンを使う
- マイクの位置を工夫する
- 音声編集ソフトでノイズフィルタリングやEQ機能を利用する
無料のものも多くありますが、機能の高いものを利用するとお金はかかりますが、より音質は向上します。
掛けられるコストと音質の満足度を天秤にかけて考えるとよいかと思います。
基本的には事前確認が重要
事前確認が重要です。
発生しそうなトラブルと事前の確認項目をまとめました。
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ストレージ不足で録音が記録されてない
=> PCやスマホのストレージを確認し、必要に応じて不要なデータを削除
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マイクの不具合で音声が入って無かった
=> マイクやオーディオインターフェースを接続し、テスト録音を行う
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PCがフリーズ
=> タスクマネージャでCPUやメモリの使用率を確認し、必要ないソフトを閉じる
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スマホ、PCが電池切れ!
=> スマホのバッテリーを確認、充電しながら録音
トラブルが不安な場合はダブル録音を検討するのも良い方法ですし、
最悪勇気ある撤退として録音を延期するという方法もあります。
「編集作業自体が少なくなるような録音をする」「編集の作業のショートカットを利用する」「複数人で作業する」などになります。
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収録前に台本や構成を整えて、編集する場面自体を少なくする。
台本を作る時間がかかるので時間だけで見るとどっこいどっこいなこともあります。
しかし、クオリティは間違いなく安定するのでロスが少なくなるのは間違いないです。
- 音声編集にて一括処理を活用する
- ツールの活用(ショートカットキー、マクロ作成)
- 毎回使うBGMや音声エフェクト、挨拶部分をテンプレート化
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チームで作業を分担したり、編集自体を外部に委託
2人組や3人組のPodcastでは上記で紹介した「編集作業の整理」を片方が、もう片方が編集を担当するという方法で効率化をしている方もいます。
モチベーションや持続性に関する疑問
続けるべきです。
長く続けることにより配信スキルの向上やファンとのつながりができてきます。
さらに、少数の時のリスナーは熱心なリスナーである可能性があり、非常に貴重です。
直接的なフィードバックが得られる可能性が高く成長の糧になります。
人気Podcastも最初は少人数からスタートしています。
コツコツ続けることが成功の鍵です。
多くの人に当てはまるのは「休む、そして様々な方向から方向性を再検討」
休むことや配信内容を再検討することが大切です。
テーマを変えたり、リスナーにアイデアを募ってみたり、誰か知らない人とコラボしてみても良いでしょう。
新しい視点を加えたりすることで刺激を得られます。
また、配信スケジュールを調整し無理をしないことも重要です。
休むことで一度自分の状況を俯瞰することができます。
Podcastに関する団体やPodcast配信者も多く利用するサービスを利用してみましょう。
XやInstagram、FacebookなどのSNSにてPodcast関連のハッシュタグを使ったり、他の配信者がPodcastのキャプションに書いている連絡先へ連絡してみて直接連絡を取ってみるという手があります。
また、それではいきなりで難しいという場合は、コラボ配信募集への応募や、オンラインコミュニティへの参加なども効果的です。
それ以外にも、コロナ期間が開けて久しい最近ではPodcast関連のセミナーやリアルイベントに参加することで直接交流を深めるという手もあります。
もちろん日本Podcast協会を活用するのもおすすめです。