国際ポッドキャストデーの疲れがまだ取れない。仕事のペースもなかなか掴めずに、時間が過ぎている。へんな巡り合わせで、新しいことをいろいろ動いていることもある。やめたものも大きかったが、これまで協会の活動を行うためにできていなかったものを再開している。

結局、あまり忙しさは変わらない。ただ、ストレスが大幅に減った。捨ててみてかなりのストレスを抱えてたことに気づいた。止めたことが良かったのかどうかわからないが、自分の精神安定には確実に良かったと思う。

協会のトップにいる間は、どんな声にもむちゃな反応はしていけないと、だいぶセーブしていた。そのため、辞めた後に言われる内容には、ふざけんなという怒りの感情に全部転嫁されている。これまで抑えてきた分も含めて転嫁されている。

そのため、ストレスは大幅に減ったがずっとイラついている。イラついているうちに時間が過ぎている。紛らわすために新しい楽しいことに取り組んで、忙しくなって、時間がなくなっている。

伊坂幸太郎の『グラスホッパー』が脳裏をかすめる。

一人一人と直接話すと、別に大したことはない。一人一人は自分の正しさに基づいて話しているようにも思う。おかしくなるのは集団になったときだ。人は集団になって自分の責任が薄れると攻撃的になる。普通に考えておかしいことにも気づかなくなる。そんな中で誰かのちょっとした扇動する言葉がなぜか大きくなり全体が変の方向に動くことがある。

バッタは本来は無害な昆虫だが、集団になると「群衆相」となり緑だったのが黒くなり行動パターンも変わってくる。集団になるとおかしくなる。

自分の怒りも一人一人ではなく、その集団行動に向いている。腹が立つのを通り越して吐き気に襲われる。自分は何のために動いていたのか。仲間のふりをしても顔が見えない集団に対して何を説明しろというのか。自分の費やした時間や行動は無かったことにされ、団体を私利私欲のために我が物にしているようにも言われる。我がものにしても良いくらい時間を費やしているのに、自分のペースで口を出してきたものに卑怯者扱いにされている。気持ち悪い。胸糞悪い。全部無にしてやろうかという思いになる。

そんなことを思いつつ、企業の方へのお礼とレポートをまとめる。そんな自分も気持ち悪い。