ポッドキャストだけではなく、ブログやYouTubeもだけど、リスナーや購読者、視聴者などが多い方が良いと思うんだけど、では少なかったらダメかといえば、そういうわけではない。
友達も少なく、人より特別な自慢できるものがなかったら、ポッドキャストをやっても意味ないかといえばそんなことはない。
私なんて、長くやってるけど大してリスナー数はない。一番の原因は、自分がそれでも良いと思ってしまっているところ。
実際、知っている他のポッドキャスター の人の声を聴いて、自分でも喋って、その数人の人が聴いてくれて、というそんな緩いやりとりを心地よく思っているから。
電話だと、その時間を強要しちゃうけど、都合の良い時間に聴いてもらって、自分も都合の良い時間に聴く。とても緩やかな優しいコミュニケーションだ。
Breakerというポッドキャストアプリを提供しているサイトで、ポッドキャストを配信できるBreaker Upstreamというものもやっているが、基本的に利用料は無料。有料ポッドキャストにした時に、手数料を取られるくらい。とはいえ、いま有料ポッドキャストができるのか不明だけど。
その説明ページの一番下にあるFAQで、オーディエンスが100万人でも1人でも構わないと書いてある。1人にかっこで「ありがとうお母さん」と書いてある。そうなんだよね、相手が1人でも良いと思うんだよね。
決して、ポッドキャストはメディアでなくてはいけないわけじゃないのよ、コミュニケーション・ツールとしての使い方もあるんだよ。小規模のね。
多くの人に聴いてもらえるメディアとなることは、それはそれで魅力だけど、一般人にはなかなか難しいよね。そうじゃなくても魅力はあって、少ない人数向けにでもポッドキャストを始めるメリットはある。
自分の考えや想いを喋るということは、それで頭が整理される。自分の考えをまとめることができる。
勉強なんかも人に教えることで考えまとまることあるよね。
それに、喋りは上手くなるよ。やってると。それは、日常生活で役に立つことは多い。
あと、自分が話した内容、何年か後に聞いてみると、なかなか発見がありますよ。もちろん、テキストだけでも良いんだけど、その時の感情や自分の調子、そこに家族の声なんかも入ってたりすると、貴重なものを感じます。
それは、もちろん動画でも良いんだろうけど、自分は音声だけの方が作らない感じが出せて好きです。