いやー、ポッドキャストは楽だわ。もともとは本編もそうだったけど、今はAnchorで配信しているmini MY CUP OF TEAの収録は、外を歩きながらiPhoneで収録してBGMだけ付けて配信。もう、すごく楽。
楽すぎて、ブログなんかも滞り気味だったんだけど、なんか、Substackのおかげで最近書くのが増えている。不思議なもんで、Substackで書いていると、ついでにnoteとかMediumとかも流用しつつで更新したりするのだ。内容によって、noteだけとかもあるけど。媒体によってあるのよね。内容の不向き。
いや、一応ね、ライターのお仕事もたまにするし、WEBサイト作る仕事では取材して書いたり、リライトもするし、日常的に書いてるんだけどね、個人の発信は、楽なポッドキャストで済ませちゃって滞り気味だったのよね。気付いたら。
ということで、全然まとまってないけど、なんでSubstackを自分が更新できてるんだろう、というのを書きながら考えてみる。という雑記です。
メルマガとSubstackの違い
メールマガジン、いわゆるメルマガってのが昔からあった。
Substackも記事はメールで全文届く。文字数制限はあるのかもしれないが、自分が書く記事くらいは全文届く。ここだけ見るとメルマガと変わらない。メールと共にサイトにブログのように公開されるが、メルマガもアーカイブがウェブで見れるものとかあったと思う。
Substackは、個人でもサブスクリプションができるのが特徴でもあるけれど、有料メルマガなんかもあったので、似たようなことができるといえばできる。メルマガの場合は、無料版と有料版を別にしなくてはいけなかったが、一緒にできて記事ごとに選択できるのが便利なくらいか。
自分も有料メルマガをやってみたらどうかと、何回か勧められたことはあったのだけど、どうしてかメルマガだけは、個人の発信としてはやってきていない。どうもやる気が起こらなかった。
一方、Substackは週一くらいでなんか書ければいいか、くらいで始めて、なんか毎日くらいで書いてないか?しかもnoteやブログにも波及してて、むっちゃ書いてないか?どうしたの?
メルマガは全然惹かれなかったので、Substackはやる気が出てるこれなんだろう?
Substackは本格的に始める前に、読者がついてしまったこともある。やろうかどうか、の前にやんなきゃいけない気にさせられてしまった。そういう意味では、メルマガも「まぐまぐ!」なんかでアカウントを作ったことはある。
いつものように、どんな仕組みなんだろうとアカウントを作って、少しテスト配信して、なるほどねーと。ただ、宣伝もしないし、読者がつくこともないので、それで終了だ。
Substackはその段階でフォローされてしまった。最近ついた機能かもしれないが、TwitterのフォロワーがSubstackをやっていたら知ることができるのだ。なので、フォロワーさんからみつかったり、逆にこっちがフォローしたら見つかったり。
その最初の一歩が、システム的に違う大きなところかもしれない。メルマガの発行します!みたいな感じじゃなく、スルッと入れるところが。自分はまた、Mediumの過去記事のインポートとかもしちゃって、あれ、いつ始めたんだろうな状態なのが、逆に良いのかもしれない。
なんか、発行します!購読してください!なスタンスが苦手なのかも。ポッドキャスト自体も、別に購読はしなくても、ここにアーカイブあるんで、後からでも聴いてくださいなスタンスなので、購読者とかをそんなに増やそうとしてない。
考えたら、ポッドキャストに似てるな、まあ、Substackでもポッドキャストの機能あるけど。
ポッドキャストとの類似点
もともと、ポッドキャストはメールマガジンに近い部分もあった。
メルマガとメールソフトの関係のように、ポッドキャストアプリに向けて、更新されたらこちらからプッシュで送ることができる。更新されたら見にこなくてもこちらから押しかけられる。RSSリーダーとブログもそうだけど。
ただ、RSSリーダーがなんとなく廃れたように(まだあるけど)、メールソフトに比べると、ポッドキャストアプリを日常的に使っている人は、ごくごく僅か。ごくごくごく僅か。メルマガのようなインパクトはないわけだ。
といいつつ、メルマガも増えると大変で、長い文章も読んでもらいにくくなってきて、メルマガもあまり流行らなくなってきてる。
そんで、なんで今ニュースレターが海外とかでも増えてるのか。これ不思議。
マーケティングでは、プッシュは嫌われて、プルで来てもらう、コンテンツマーケティング、インバウンドマーケティングが主流となる中、ニュースレターはプッシュだ。しかもSubstackは、それを個人で簡単に行え、必要なものが揃っているプラットフォームだ。
そうだな、ポッドキャストはポッドキャストアプリに向けて、プッシュで送ることができながら、サイトやSNSで知って聴く人も多い。その押しかけ具合とWEBでも聴けますよ具合がSubstackは似ている気がする。その上で、有料のサブスクリプションも個人で始められる点と、テキストという一覧性・検索性の高いものを融合させた、ポッドキャストの上位互換的にも見えるところがある。
メルマガだと、WEBのアーカイブが見にくい。見やすく作ろうと思うと手間がかかる。アーカイブを入り口に、購読へ誘導する仕組みがスマートじゃない。音声配信の考慮がされてないので、組み合わせにくい。そんな問題がありつつ、ただ、Substackのタイミングがよかったのかもしれない。
HTMLメールに抵抗がなくなってきた。個人の少額課金に対応する仕組みを独自で考えずに。Stripeと連携するだけでいい。WEBにテキストや音声を置くホスティングのコストが下がってる。動画だと容量的に厳しいが、たまたま世間が音声コンテンツに注目がシフトしてきている。
そんなことで、メルマガと基本は変わってないんだけど、時代的に、タイミング的にちょうど良いところもあって、自分もポッドキャストの上位互換というか補完する部分もあるように感じて、使いやすいと感じているのかもしれない。