観ようと思っている映画やドラマ、結末を誰かに言われるとつらい。ネタバレというやつだ。
スパイダーマンの最新作を観てきたが、米国から3週間遅れの公開だったので、このネタバレがともかく怖かった。観に行くまでは、極力あやしいところには近づかないようにしていた。実際、鑑賞後に思いっきりネタバレのツイートを見かけた。ファンアートというやつだろうが、一目で重要なネタバレを含むイラストだ。やめろって。YouTubeのサムネイルで食らったという人も居たようだ。
しかし、このネタバレ。どこまでがネタバレなのか。映画の公式サイトも、なかなかのネタバレ具合だ。予告映像自体が、まあまあネタバレとも言える。しかし、ある程度チラ見せさせたほうが見たくなるというところもあるだろう。本来なら、前情報とか予告映像とか観ないでいけたら、それはそれで楽しい気もする。
映画『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』は、評判が良さそうだというのと、主演の俳優さんだけで観に行って、ホラー映画とも知らずに観た。ホラーというか、サスペンス・ホラーだけど。けど、ほとんど情報がなくて楽しめた。やっぱり、予告映像とかも観ないほうが良いのかも。いや、映画館で少し観たかな。観たな。難しいな。
一方、うちの奥さんとかは、観に行く予定の映画は、ネタバレを見てからじゃないと行きたくないという。とくにホラーとかは、展開を知らずに観に行くなんて、考えられないという。できるだけ知りたいという。そういう人もいるのか。
原作がある映画なんかは、展開が分かりながら、それをどう描かれているかという楽しみもある。それも確かにある。タイタニックなんかもネタはバレている。バレバレだ。それでも面白いわけだ。ネタがわかったいるから楽しいこともある。
けど、ネタバレを食らっても憤ることはないのだが、それでもできるだけ初見はサプライズを楽しみたいところはあるんだよな。これは性格の問題なんですかね。どうなんですかね。