ポッドキャストを語ってみよう Advent Calendar 2019 の2日目の投稿です。
昨日、1日目としてポッドキャストを配信したのですが、今日も誰も書いていなかったので書いてみます。
みなさん、ポッドキャストは、どうやって収録して、編集してますか? 配信方法は?
ポッドキャストの収録環境
先月、ポッドキャストをリニューアルしたのですが、それまでの収録環境と大きく変えています。
2005年から、機器は多少変わってますが、基本的には同じスタイルで2018年まで配信していました。
最初はiPodに外部マイクをくっつけた形。その後、ICレコーダーやガラケーなど、とにかく持ち運べるような機器で、営業途中の車内や公園、歩きながらなど、外で1人で録音していました。
この外部マイクも当時、景品で当たったんじゃなかったかな?
その時は、今以上に、ポッドキャストおもしれー、いろんな人にやってほしーとか思ってたので、あまり機材を揃えたりせず、出来るだけお金かけずにやってました。ガラケーでもできるんじゃね?と思ってガラケーでもやってましたが、あれは、なかなか音は悪かったです。
今はスマホでできちゃうし、音も全然良くなってるんで良いですよね。やりやすくなってると思います。
録音機材とか揃えたい衝動もあったのですが、ちょっとキリがないなとも思っていたので、こんな感じで手軽にやってました。だんだん、文字を書くより楽になって、移動中とかにパパッと録っちゃうようになってました。
そのころは、そのあと編集が必要だったけど、今だとそのままスマホから配信もできちゃうので、重ね重ね手軽になりました。
ポッドキャストの編集環境
最初から使ってたのはAudacity。
無料でここまでできるんだからありがたい。Audacityのおかげでポッドキャストができたと言っても良い。
こんな感じの編集環境でした。2018年までAudacity使ってました。今でもちょっとしたのに使ったりもします。
その頃、Audacityを紹介する記事を書いたんですが、コメント欄が質問コーナーになって、いや、俺ただのユーザで作った人じゃないんだけど、みたいな状態になってました。正直、面白かったです。
のちに、AppleがGarageBandにポッドキャストを編集できる機能を載せてきました。今でもGarageBandで編集はできるけど、今はなくなった機能があります。拡張ポッドキャストを作る機能だったり、喋ったら自動でBGMが小さくなる機能だったり。
せっかくAppleさんがポッドキャストを編集しやすいように作ってくれたからと、少し使ってましたが、細かい編集はAudacityの方が使いやすく、自分の録音した声をAudacityで編集し、最後にGarageBandでジングルや音楽を重ねて完成させてました。このスタイルが長かったです。
シーズン2からの環境
昨年くらいから、ポッドキャストのプロデュースをすることが増えました。今までも配信システムを用意したり、サーバーの管理はしてたんですが、番組づくりであったり、自分も違う番組にレギュラーで出るようになったり。
これまで、基本的に1人喋りだったので録音も編集もだいたい想定内だったけど、いろいろ思い通りにならないことも増えました。
3人でのレギュラー番組。これがいろいろ考えさせられた。
1人喋りのようにiPhoneで録るわけにはいかないので、ZOOMのレコーダーを真ん中に置いて話す。しかし、2人だとまだしも、3人だと一人一人の音量バランスが難しい。また、マイクテクニックというか、ちゃんとマイクを意識した喋りも、自分は注意できてもみんなのものを一定にするのが難しい。
自分は、配信後も自分の音源を結構聞くので、徐々に改善していけるんだけど、人に強要もしにくい。そして、決定的なのは、録音場所。反響音が多い、リバーブがかかりまくる部屋などで録ることが多くなった。
マイクに近づいて、外で録音していた自分1人の録音とは圧倒的に違う環境。
結局、今は、ミキサーを買い、マイクを一人一人に立てて収録するように。じつは昔、バンドでデモテープを作ったりしていたので、本当はこういうの好きなんだよね。困ったことに欲しいものが次から次と出てくる。
ミキサー欲しいなと考えてた時に、ZOOMから新製品が出るというニュースがあって、これまたポッドキャスト用に作られたものだったので、買っちゃいましたよね。 ( ZOOM LiveTrak L-8 )
ソフトもとうとうAudacityを捨てました。AdobeのAuditionも試したんだけど、Adobeはどうも苦手で、結局AppleのLogic Pro X。ただ、仕上げでチャプター付きにしたいので、Fissionというものも併用。詳しくはこの辺で。( ポッドキャストの編集 )
そうしたらば、音が違うね。やっぱり。Logic Pro X 素晴らしい。思わず、プラグインとかも買っちゃうよね。いや買わなくても良いのにね。全部使いこなせていないのに。けど、ポッドキャストの編集に使えるプラグインのセットがBlack Fridayで安くなってるよなんて言われたら、今一番熱いタイミングだから買っちゃうじゃん。マイクも新調したばかりなのに。まあ、言い訳だよね。
けど、シーズン1 の最終回の配信とか、まだ1年前ですが、音は全然良くなってると思います。分かり易すぎるくらい。もう戻れない体になってしまいました。
ちなみに、ジングルなども サブスクリプションサービス などに契約して使ったりしてます。
シーズン1までは、出来るだけお金かけずに省エネでやってきたんですが、シーズン2からはいろいろ揃えてやり出しています。デモテープ作ってた頃のことも思い出しながら、面白くて時間もかかってます。ずーっと編集してて、そろそろ書き出さなきゃなというときに寂しくなってるあたり、重症だなと思いました。
ポッドキャストの配信環境
配信環境は、始めた頃はブログサービスなどを使ってましたが、途中から自分の得意なCMSでレンタルサーバーを借りて構築しました。Movable Typeというやつです。ポッドキャスト用のプラグインが国内のものと、海外のものを組み合わせて使ってました。
今回、配信環境も同じMovable Typeなのですが、バージョンを最新のにし、プラグインとかは使わずに自前でテンプレートを編集していって、ポッドキャスト用のRSSも自分で書きつつ、RSSに合わせた投稿フォームを作ったりしていて、この辺りの話は、Movable Typeのアドベントカレンダーで書こうと思います。
とにかく変なこだわりは満載です。しかも、今でも少しずつ改良しながら。もちろん、おかしい部分も出てきたりですが、自分仕様に自由にカスタマイズできるので心地よくはあります。
とはいえ、Anchorでスマホ1つで配信するのも続けています。
ということで、自分の変遷も踏まえて録音、収録、配信方法を紹介しましたが、ポッドキャストは本当に人によってぜんぜん違ったりするので、みなさんはどうなのか、教えて欲しいなとか思います。