ソーシャル・ポッドキャスト・アプリ「Breaker」が閉鎖
以前に、ソーシャル機能を持つポッドキャスト・アプリとして「Breaker」を紹介していました。
ポッドキャスト・アプリ内でSNSのような機能があるのと、エピソードにハートマークを付けると自動的にTwitterに投稿してくれる機能が気に入って個人的に愛用していました。
そのBreakerがTwitterに買収されたようです。
The Breaker team is joining Twitter! We’re excited to be building the future of public conversations. Breaker will be shutting down on Jan 15, more info: https://t.co/l3n1ge4p87
— Breaker (@Breaker) January 4, 2021
日本時間だと、本日1月5日に発表されましたが、1月15日にはサービスを閉鎖してしまうとのこと。あまりに急で驚いています。
登録ポッドキャストの移行方法などが案内されております。
The Breaker team is joining Twitter!
ここでは、Apple, Spotify, Stitcher, Overcast, Pocket Casts, Castro といったアプリが紹介されていますが、どれもBreakerのようなSNS機能は備えていないのが残念です。
急なサービス閉鎖は、新しいプロジェクトに専念するためのようで、Twitter Spacesの開発に加わっているようです。
TwitterがソーシャルポッドキャスティングアプリBreakerを買収、Twitter Spacesの開発を支援 | TechCrunch Japan
ただ、Twitter Spacesはポッドキャストのサービスではありません。Clubhouseという音声版Twitterと呼ばれて話題になっているサービスへの対抗となるもののようです。
このサービスでも音声は利用するようですが、Breakerの代替になるようなものではなさそうです。
Twitterが音声によるソーシャルネットワーク機能「Spaces」のベータテストを開始 | TechCrunch Japan
Twitterが音声会話サービスAudio Spacesのテスト開始、文字起こしや話者制限、報告機能あり | TechCrunch Japan
Breakerを愛用していた身としては残念ですが、Twitterがどのように音声サービスを取り込むのかは注目です。